※少し性的表現あり
同じ頃…まめみはツネの看病を受けていた…。
ツネ「はい、まめみ…あーんして。」
まめみ「あ~ん…。」
ツネ「どう…?」
まめみ「美味…しい…。」
ツネ「よかった。」
しばらくして、お粥を食べ終えたまめみは薬を飲み…ツネのパジャマを借りて着替えた。
まめみ「ありがとう…ツっくん…。」
彼の物である為大きくてブカブカで…
胸元からは彼女の白い肌と豊かな膨らみが覗く…
ツネ「どういたしまして…。」
そう言うとツネはまめみを寝かせ、頭を優しく撫でた。
まめみ「ツっくんの手…気持ちいい…安心する…。」
熱のせいでトロンとした桃色の瞳が、ツネの黄色の瞳を映していて…みずみずしい唇は色っぽく…
平然を装っているツネだが、内心は欲情していた。
ツネ「ありがとう…ずっとこうしてるからおやすみ…まめみ。」
まめみ「う…ん…ありがと…おやすみ…。」
そう言うと、まめみはじきに眠りについた。
ツネ「(……破壊力…抜群…。)」
そっと部屋を後にしてトイレへ向かったツネの股間はテント状に大きく盛り上がり、勃起という形で欲情の証が出ていて…手で自身のモノを掴み上下に動かし始めた。
脳内ではまめみの淫らな姿が浮かんで…
まめみ『あっ…はぁ…あぁん…っ…!』
興奮は増し我慢の限界を迎え…
ツネ「まめみ…イ…ク…っ…!」
ドピュッ…ドビュッ…
ツネは便器の中に己の欲を吐き出した…
それと同時に、まめみの傍にずっと居たい…生涯2人だけで共に居たいという願いが更に強くなるのだった。
まめみの熱は中々下がらず…結局下がって回復したのは倒れてから4日後だった
まめみ「ツっくん、本当にありがとう。」
ツネ「どういたしまして…それよりまめみ、本当に1人で大丈夫?僕が送って行くよ。」
まめみ「ううん、本当に1人で大丈夫だよ。」
ツネ「それならいいんだけど…家に着いたら連絡して欲しいな。」
まめみ「うん、わかった。それじゃあね、ツっくん。」
ツネ「じゃあね、まめみ。」
そう言ってまめみは帰って行ったが、ツネの黄色の瞳は彼女の姿をずっと捉えたまま離さなかった…。
そうとは知らず、まめみは帰路を急いでいた
まめみ「イカスマホの充電が切れちゃってる…早く帰って連絡しなきゃ、すごく心配してるよね…!」
そんな事を呟きながら歩いていたまめみ…
すると…前からポナが歩いて来た!
ポナ「まめみ…まめみ!!」
まめみ「ポナ君…!」
驚いた様子のポナ…しかし、近づくと突然まめみの右手首を掴んで人気の無い物陰に移動した。
ポナ「………………………。」
まめみ「ポナ…君…痛い…!」
手首を強く掴まれて痛みを訴えるまめみだったが…
ポナ「今までどこに居たんだまめみ…俺やまめおがこの4日間どれだけ心配してたか…!」
まめみ「ご…ごめんなさ……」
ポナ「何で電源を切っていた…どこに…誰と一緒に居たんだ!?」
まめみ「じ…実は………」
感情的になっているポナはまめみを問いただし、まめみは熱を出して倒れてしまった事…ツネに助けられ彼の家で看病をしてもらった事…全てを包み隠さず話した。
ポナ「………………………。」
まめみ「今日やっと熱が下がって回復して…ツっくんの家を出た後に連絡しようと思ったら充電が切れてて…ごめんなさい…ポナ君…本当にごめんなさい…。」
まめみは少しだけ怯えた様子で謝ったが…ポナは口を開くと驚くべき言葉を口にした。
ポナ「…まめみ…もうツネに近づかないで…俺だけの傍に居て。」
まめみ「ポナ君…どうして…どうしてそんな事…。」
ポナ「あいつは危険なんだよ!」
まめみ「そんな…そんな事無いよ…ツっくんはあたしの大切な幼馴染みだもん…危険なんかじゃない…!」
今にも泣き出しそうな表情で抗議するまめみに…ついにポナの感情は爆発した!
ポナ「どうして分かってくれないんだ…俺は…俺はまめみをこんなにも想ってるのに…そんなにあの男が…ツネがいいのか!?」
まめみ「そうじゃない…そうじゃないよ…ポナ君どうしたの…最近のポナ君…何だか変だよ……!」
ポナ「嫉妬で狂いそうなんだよ!俺がいながらあいつと会ったり仲良く話してたり…この前なんて家であいつを膝枕しながら看病してただろ!」
まめみ「あ…あれはツっくんが熱を出してたからであって…そんなつもりは……!」
ポナ「俺がどんなに寂しい思いしてたか…やきもち妬いて不安で堪らなかったか…まめみには分からないのか!?」
そう強く捲し立てると…まめみの体はビクッとした。
まめみ「…ポナ…君…!」
ポナ「………………………。」
ドサッ…!
ポナはその場にまめみを押し倒した
ターコイズブルーの瞳は様々な感情を映していて…まめみの驚いた桃色の瞳も映っていた。
まめみ「ポナ…君…何を…!?」
ポナ「………ここで…今すぐここでシたい。」
まめみ「……………!!」
ポナ「いいよね?俺はまめみが好き…誰にも渡したくなんてない…渡さない…それを今ここで証明する、まめみも俺が好きなら抵抗しないでしょ?」
まめみ「ポナく…んっ……んんっ………!」
そう言うと、ポナはまめみに噛みつく様なキスをした…
右手はまめみの胸を激しく揉みしだき、もぞもぞと激しく抵抗するまめみの体を押さえつけつつ、首筋を甘噛みしながら股間を押しつけていく…。
ポナ「まめみ…好きだよ。」
まめみ「嫌…やめて…やめてポナ君…っ…!」
ポナ「何で嫌がるの…俺だよ…嬉しいでしょ?」
そう言ってまめみの服の中に手を入れたポナだが……
まめみ「…いやっ……!」
パンッ…!
冬の空に乾いた音が響き…ポナの左頬は赤く染まった…
まめみが抵抗して、ポナの頬を叩いたのだ…。
ポナ「…………っ…………!」
まめみ「…ご…ごめんなさ…い…でも…でも…こんなの…嫌……!」
叩かれた事は一度も無かった…ここまで強い拒絶もされた事は一度も無かった……
ポナは混乱の中…様々な感情が入り交じった…
ポナ「…………………………。」
まめみ「ポナ…く……ん………。」
嫌だ…
嫌だ…
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……!
嫌だ!!
ポナ「………俺を……」
まめみ「……え……?」
違う…やめてくれ……
こんな事……
ポナ「俺を拒むのなら……」
まめみ「ポナ…く……」
やめろ…
言いたくない……
やめてくれえぇぇぇ!!
ポナ「俺を拒むのなら…あいつの…ツネの所へ…行ってしまえ!!」
まめみ「っ……………!!」
こんな事言いたく無かったのに…!
ポナはもう、自分の感情を抑えきれなかった…
募った不安…嫉妬…自分への憤り…自己嫌悪…悲しみ…寂しさ…
全ての負の感情が募り混ざり合った結果…
最愛の人に…まめみに一番言いたく無い言葉を放ってしまった…
言葉の刃で彼女を傷つけてしまった…。
ポナ「………っ………!」
まめみ「……うっ…うぅ…っ……!」
ポナ「まめみ…っ………!」
まめみは泣きながら起き上がってその場を走り去り…
ポナはその場に座り込んだまま…
彼の頬を伝って一粒の涙が零れ落ち…
地面に落ちて消えた……。
To be continued…